2009年12月3日木曜日

長文が読めるようになる中学英単語必修1200


先月、僕が執筆で携わった中学生向けの単語本・読解本が学研さんより出版されました。

「長文が読めるようになる中学英単語必修1200」





全国の最新の高校入試問題をコンピュータで分析し、必ず覚えておくべき1200語を厳選して収録しました。全国の都道府県立高校入試レベルのほぼすべての語を、この1200語でカバーすることができます。



と、これだけでも十分価値のある本ですが、実は、そのような単語本は、もうすでに色々と出ています。


この本の本当に嬉しいところは、厳選した1200語を、入試の頻度順に50語毎にレベル分けしており、各レベルの終わりに、そのレベルの単語を使ったミニ長文を掲載している点です。

つまり、各レベルの語彙力に応じたミニ長文を読んでいくことで、入試に必要な単語力と読解力を同時に養うことができる構成になっているのです。


たった今学習した新しい単語を、今度は実際の長文の中で読んで固めていく。単語と長文読解を同時に、しかも基礎レベルから「一歩ずつ」鍛えられる点が、非常に画期的であり、この本の最大の魅力となっています。


この本において、僕は長文の執筆をさせていただきました。学習者が挫折することなく着実に取り組んでいけるように、練りに練って英文を書き上げました。

簡単かつ自然な英語で書かれた長文は、これまで僕が培ってきた「やさしさ重視」の指導感覚や、自分だけのユニークな執筆スキルが詰まっているように思います。非常にクオリティが高く、本当に役に立つ本ができたな、ととてもワクワクしています。今年の3月に監修者として出版し大変好評をいただいた「ひとつひとつわかりやすく」シリーズとあわせて、自分の英語教室の指定教材にしたいと思っています。

中学英語を勉強中の小学生・中学生や、英語をやり直したい大人の方々に、ぜひ、おすすめします。

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